■ 概  要
・ 文章をスクロールさせる機能を追加します。
・ 縦書きにも対応しています。
■ スクリーンショット

※ 画像は開発中のものです。
■ 更新履歴
■ スクリプト
■ 使用準備
■ ベーススクリプト
次のスクリプトを一緒に導入してください。
割り込みシーン
■ メッセージデータ
Data フォルダに MessageRoll.rvdata ファイルを入れておくと、
BASE_TEXT の設定を無視して、データファイルの設定を使用します。
データ構造は、BASE_TEXT の設定と同じです。

メッセージの設定は、テキストファイルを使用します。
ファイル名 test.txt の場合、Scene_Roll.new("test") のように起動します。

データファイルに変換するツールをダウンロードしてください。
ゲームフォルダにツールと mroll フォルダを作成して、
フォルダにはテキストファイルを入れてください。(複数可)
ツールを起動すると Data フォルダに変換されたファイルが作成されます。

配布時には、ツールやフォルダは削除してください。
■ 設定項目
■ 移動する距離
SPEED = 1
数値は、1を推奨します。
これ以上の数値は、速い気がします。
また、移動する間隔が0以外の場合は、1にしなければカクカクします。
■ 移動する間隔
WAIT = 2
この値を大きくすると、スピードが遅くなります。
■ 早送りするスピード
ADD_SPEED = 3
数値を大きくすると、速くなります。
■ フォント設定
TEXT_FONT = ["UmePlus Gothic", "@MS 明朝"]
横文字、縦文字で指定します。
フォントに関しての知識がない場合は、変更しないで下さい。
■ テキスト設定
BASE_TEXT = {}
文章は、ハッシュで管理します。
1行ごとの配列を作成してください。
サンプルの文章を参考にしてください。

サンプルではわかりにくいかもしれませんが、文章部分を消すとこのようになります。
key => []
{}の中に、この式を追加することでメッセージを追加することができます。
その際は、メッセージ間を,で区切るのを忘れないようにしてください。
BASE_TEXT = {
  "sample1" => [],
  "sample2" => []
}

文章を追加するには、配列の要素を増やします。
[]の中に、1要素1行で記述します。
['1行目', '2行目', '3行目']
BASE_TEXT = {
  "sample1" => [
    '1行目',
    '2行目',
    '3行目'
  ],
  "sample2" => []
}
※ key には、文字列以外にも数値やシンボルを使用できますが、
  ラベル命令を使用する場合は、文字列しか使用できません。
※ 文章の囲みは、"(ダブルクォーテーション)ではなく、'(シングルクォーテーション)を
  使用すると制御文字が見やすい気もします。
■ 使用方法
■ 文章のスクロールを開始 (スクリプト)
イベントコマンド「スクリプト」に記述してください。
Scene_Roll.new(key, mode)
 key   : テキスト設定で設定したもの
 mode  : 0:横書き(省略可) 1:縦書き
例)Scene_Roll.new("sample")

※ メッセージウィンドウなどを直前に表示している場合は、
  7以上のウェイトや透明なウィンドウを表示して、
  ウィンドウを消してから実行してください。
 
■ 文章のスクロールを開始 (ラベル)
イベントコマンド「ラベル」に記述してください。
Mロール:key, mode
 key   : テキスト設定で設定したもの(文字列のみ)
 mode  : 横,横書き 縦,縦書き
例)Mロール:"sample", 横
※ 表示中のメッセージウィンドウは、自動で閉じます。
■ 制御文字
\V[n]   : 変数の値
\N[0]   : パーティ名 (ラルフたち)
\N[n]   : アクター名
\C[n]   : 文字色の変更
\I[n]   : アイコンの描画
\L[n]   : アラインメント (以降の位置を変更、0:左揃え、1:中央揃え、2:右揃え)
\M[n]   : 余白 (px単位で指定、横文字:左右余白、縦文字:上下余白)
\S[n]   : 次の文字の描画位置をずらす (マイナス値可)
\B...\/B : 囲まれた文字を太字