テキストウィンドウ

■ 概  要

  • ・ テキストウィンドウを追加します。

■ スクリーンショット


※ 画像は開発中のものです。

■ 更新履歴

■ スクリプト

■ 使用準備

■ テキストデータ

cmText.rvdata を使用する場合は、Data フォルダ内に保存してください。
データ構造は、{ :識別子 => "テキスト" }のような Hash オブジェクトです。
テキストファイルを変換するツールも用意していますので、ダウンロードしてお使いください。

■ 設定項目

■ テキストウィンドウの設定

CONFIGURATION = {}
CONFIGURATION[識別子] = {
  :設定項目 => パラメータ,
}
識別子
ウィンドウを識別するための Symbol オブジェクト(:sample)です。
ウィンドウの開閉処理に使用しますので、重複しないように付けてください。
設定項目, パラメータ
以降、設定項目 => パラメータの形で説明しますので、設定に追加してください。
設定を追加する場合は、最後に , が必要なので必ず付けてください。

■ ウィンドウの位置とサイズの設定

:window => [x, y, width, height, z = 100],

位置とサイズを合わせて配列で設定します。この設定は、省略できません。

x, y
ウィンドウの位置(座標)を設定します。
width, height
ウィンドウのサイズを設定します。
z
ウィンドウの表示順序を設定します。
省略時は 100 となり、ウィンドウの作成順に表示されます。
他のウィンドウより下に表示したい場合は、100 未満で設定してください。

■ テキストの設定

:text => "テキスト",

ウィンドウに表示するテキストを設定します。
テキストには制御文字が使用できます。
以下のようにパラメータによって動作が異なります。

文字列
表示するテキストを文字列で設定します。
複数行でも構いません。
シンボル
cmText.rvdata ファイルのデータを使用します。
省 略
cmText.rvdata ファイルのデータを使用します。
使用するテキストは、自身の識別子と同じものを使用します。
見つからない場合は、空文字列となります。

■ 自動更新の設定

:frame => フレーム数,

自動更新を行うフレーム数を設定します。
未設定の場合は、自動更新を行いません。

■ 開閉の設定

:visible で判別のためのスクリプトを設定してください。
この設定を省略した場合は、ウィンドウが常に表示されます。
さらに :open か :slide で、開閉時の動作を設定します。
省略した場合は、アニメーションを行いません。

:visible
:visible => "スクリプト",
表示・非表示を判定するスクリプトを文字列で設定します。
スクリプトを評価した結果がtrueの場合、ウィンドウが表示されます。
falseの場合は、非表示となります。
文字列の代わりに真偽値を設定すると最初の状態が設定できます。
:open
:open => 48,
開閉動作のスピードを設定します。
この設定を省略またはウィンドウ枠を非表示(:back)にしている場合は、
開閉動作を行いません。
:slide
:slide => [ox, oy, cx, cy],
ウィンドウのスライド設定を行います。
ox, oy
表示する際の移動速度
cx, cy
非表示にする際の移動速度
この設定を行なった場合、ウィンドウは非表示(:visible)状態から開始されます。

■ ウィンドウ生成の設定

:create => "スクリプト",

テキストウィンドウを作成するかを設定します。
スクリプトを評価した結果がtrueの場合、ウィンドウが作成されます。
:visible と違いウィンドウ自体が存在しなくなります。
省略時は、true (生成する)となります。

■ 背景画像の設定

:back => "ファイル名",

背景画像の設定を行います。
背景画像が設定されている場合は、ウィンドウ枠が非表示になります。
空文字列の場合は、ウィンドウ枠のみ非表示になり背景画像は表示されません。

■ 使用方法

■ ウィンドウの開閉

oc_text_window(ident)

メニュー項目の設定」の項目処理でスクリプトとして実行してください。 ident には、ウィンドウ設定の識別子を指定してください。 例):command => 'oc_text_window(:sample)',

■ ウィンドウを開く

show_text_window(ident)

メニュー項目の設定」の項目処理でスクリプトとして実行してください。 ident には、ウィンドウ設定の識別子を指定してください。

■ ウィンドウを閉じる

close_text_window(ident)

メニュー項目の設定」の項目処理でスクリプトとして実行してください。 ident には、ウィンドウ設定の識別子を指定してください。

■ サンプル

■ 所持金

CONFIGURATION[:gold] = {
  :window => [0, 0, 160, 48],
  :text   => '\I[262]\C[0]<% "%9d"%\$ %>\X[116]\C[16]\G'
}

■ プレイ時間

CONFIGURATION[:time] = {
  :window => [0, 0, 160, 72],
  :frame  => 60,
  :text   => '\C[16]プレイ時間\n\X[+44]\C[0]\T'
}

■ イベント変数

CONFIGURATION[:var] = {
  :window => [0, 0, 160, 48],
  :text   => '\C[16]変数3番\X[54]\C[0]<% "%8d"%\V[3] %>'
}

■ スイッチ

CONFIGURATION[:sw] = {
  :window => [0, 0, 160, 72],
  :text   => '\C[16]スイッチ1番\n\X[80]\C[0]\S[1, ON,OFF]'
}

■ 立ち絵

CONFIGURATION[:act1] = {
  :window  => [232, 54, 160, 248, 99],
  :text    => '\I[<% $game_party.members[0].portrait_name %>, 0, 0]',
  :create  => "$game_party.members[0] != nil",
  :back    => ""
}

パーティの最大人数分の設定を作る必要があります。
CONFIGURATION[:act1] の :act1 は、すべて違うものにしてください。
:text、:create の [0] は、パーティでの位置を指します。0 から始まります。